Appleはジョブズの遺産を全て食い尽くした
先日開催されたWWDC 2017の発表内容を見てことごとく失望した。俺はアップル信者ではないが、アップルの動向は常に注目していた。ジョブズのカリスマ性ととことんこだわる追求心には尊敬をしていた。
iPodを始めiPhoneやiPadを生み出したジョブズ。HDD音楽プレイヤーやタッチパネルのスマートフォン、タブレット端末など当時でも何一つ目新しい技術は使わず、誰もが作る事ができなかったデバイスを作り上げた。
それは徹底的に無駄を排除し、シンプルにそして操作感に拘った結果だ。端末の仕様を統一し大きさや画面の解像度、比率にまで徹底的に拘った。iPhone 5で縦長になり、iPad miniを発売し、さらにはiPhone 6やPlus等と訳の分からない画面サイズが登場し、iPad ProやAppleペンシルはもう見ていられない。
MacBook Proの何とかバーも失笑だし、シンプルとはUSB-Cの端子が1つや2つと言った不便とは違うのだ。何をしたいのかまったく見えないアップル。
iOS 11ではファイラーやDockが登場するらしい。いやいやこれはダメだろう。重たく不便になっていくiOS。 もう、iOS 10+iPhone SEだけをずっと提供してくれればそれでいいと激しく思う。余計な事をして使いにくく荒らすのだけは勘弁してもらいたい。
ジョブズの遺産をすべて食い尽くしたアップルにはもう何も期待できないのかもしれない。