俺の本音

俺の本音をひたすら書き綴るブログ

企業の不祥事は跡を絶たない、根絶は不可能

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年々、企業の不祥事に対しての目が厳しくなっている。ここ数年、ここ数カ月でも数え切れないほどの不祥事が発覚し、企業の経営者たちが頭を下げてきた。ニュースでそのシーンを何度となく目をしてきたことだろう。

これらの企業はコンプライアンスを軽視してきたのだろうか?

大手の企業ならば恐らく”コンプライアンス重視”と口酸っぱく言ってきた企業がほとんどではないかと思う。ニュースになれば必ず、負のコメントが舞い込んでくるが当然不満に思っている人はいるだろうからそんなテレビや新聞が欲しがるコメントは手に入るだろう。

なぜコンプライアンスを重視している企業であっても不祥事が起こるのか。それは根絶は不可能な構造であるからだろう。

どれだけルール化をしてもどれだけ教育をしても、その可能性を減らすことはできてもゼロにすることは不可能だ。プログラムのバグや犯罪と同じだ。

これを前提に限りなくゼロに近づけるために教育やルール作りをする必要がある。形骸化したルールではダメだ。飴と鞭も良くない。肝心なのは気づけるルール、止められるルールをいかに仕掛けられるかだろう。

世間もただただ批判をするだけではなく企業はどのような活動をしてきて、それでも出てしまった不祥事とまったく活動してきていなかった不祥事とは区別をして見る必要があるだろう。

報道機関はいつまでも上辺だけの報道ではなくそうした本質に迫った報道、そして改善策を提示し日本全体がいい方向に向かうような提言のひとつでもしてもらたい。