俺の本音

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格安スマホの認知度が高まり普及期に入った


2016年の携帯電話端末の国内出荷台数が発表になり、格安スマホが前年比88.5%増の266万台に急増した。一方、携帯大手3社は3%減の2676万台となった。

この結果は衝撃的だ。出荷台数の10%を格安スマホが占め、2017年以降、増加傾向は止まらないだろう。大手3社のシェアはますます下がるだろう。

長年、大手3社間の競争であったが携帯料金は高止まりをしていた。値引き合戦を繰り広げていたが出来レースで高い利益水準を保った上での値引きだったのだ。一部の利用者はそのからくりを早くに気づき、早々にMVNOへ切り替えをしていたが多くの利用者は料金の分かりにくさから切り替えを様子見していた。

しかし、「格安スマホ」とY!mobile自体が名乗るようになり皮肉にも知名度は向上。格安スマホでも問題なく携帯電話を利用できるという理解が進み安心感も増した。大手3社の料金の高止まりにウンザリの利用者が多く今後、さらにMVNOへの流出は続くだろう。

10%を超えると普及期に入ったと言っても過言ではないだろう。今後、20%〜30%程度までは普及が進むと予想される。大手3社とMVNO回線の4つでパイを奪い合うことになりそうだ。

大手3社は現在の利益水準を保つため料金体系を変更することなく目減りするのを見守るのか、その先を見据えた料金プランはもちろん、体制の見直しを進めるか本気で考える時期に来ているだろう。3年後では手遅れだ。今から手を打つ必要があるだろう。



MVNO回線の中には劣悪なものがあるのも事実だが、