トランプ大統領が強硬に推し進める内向き政策は米国のためになるのか
トランプ大統領の強引な政治手法は明らかに政治経験のないビジネスマンの手法である。強行に出て何らかのリターンを期待する。しかし政治の世界ではそれは通用しないと言うことをまだ気づかないのか。
これまで長く培ってきた国対国の関係を一時の大統領の無秩序な行動により木っ葉微塵に破壊していく。一企業のトップなら自分の会社がどうこうなるだけだが、一国のトップがそれをやってはいけない。
「強いアメリカ。」
これがアメリカ国民の陽炎になってしまっているのではないか。トランプ大統領が強いアメリカを取り戻してくれるのでは無いかと幻影を見ているのなら目を覚ませといいたい。
今、アメリカがやっていることは国際社会で孤立する。他国がやってきたことを強烈に批判してきたことを自国が率先してしまっている現状に”普通”のアメリカ人は幻滅しているだろう。そして恥ずかしいだろう。
トランプ政権は4年間持つか?非常に疑問だがもし4年、そして8年持ったならばアメリカのみならず、世界の考え方、国のあり方は大きく変わってしまっているかもしれない。今、まさにその岐路に立っていると言える。この歴史的瞬間に立ち会っている事に身震いする。世界で何が起こっているか。注視していきたい。