経営者の判断一つで大企業でも傾く時代
東芝は14日、監査承認前の業績を公表した。純損益が4999億円の赤字。前年同期の4794億円の損失に続く、2年連続の赤字だ。
たった数年で優良企業がここまで落ちぶれるものかと驚きを隠せない。グローバル化が進み規模の拡大が拍車をかけ損失額を増やす。
完全な経営陣の判断ミスと言えるだろう。昨今、日本の大企業が一瞬の判断ミスで傾くニュースが多い。
東芝はこの先どうするつもりなのだろうか。債務超過になった今、待った無しだ。米原発関連事業を売却できないならたたむ覚悟も必要だろう。原発関連は継続性が求められるためアメリカでその実績が残ってしまうと国内の原発関連事業にも悪影響となることを懸念しているのだろう。
国有化をただ待っているのか?分からないが資本主義として経営者が失敗した企業はしっかりと民事再生の枠に入るようにしてもらいたい。余計な税金の投入だけは避けてもらいたい。