日本全国で忍者不足が深刻だという。祭りのやり方も変えたらどうか?
日本全国で忍者が不足しているというニュースを目にした。現代に忍者なんていねーよ。という思いがまず立ち、記事を読むと忍者ショーの役者がレッスンがキツく耐えきれずに辞めてしまい、役者を確保困難になっているという内容である。
この記事はタイトルの付け方で勝ったと言えるが実際に他の業種でも人材不足は深刻である。昨今はあまり耳にしなくなったが、3Kと呼ばれる業種は今後は人材確保に苦労するようになるだろう。
この根本原因は少子高齢化があるが人口の分布も大きな原因があるだろう。仕事があっても人が居ないというのが現状の大きな問題である。この問題は仕事に限らず、地域の祭りにおいても人材不足は深刻化している。
若者は都市部に移住し昔からの土地には老人ばかりになり祭りの主役、青年団が集まらない地域が増えているのだ。歴史ある祭りだから無くせないという事情があるらしく、よその地域から人を呼ぶところもあるようだ。いやいやそれでは本来の目的からズレているし。
いくら歴史ある地域の歴史ある祭りであろうとも現状、青年団が集まらないのならそれも新しい歴史の1ページではないか?人手不足のため自治会から無理やり役員が召集される事も日常茶飯事。
だんだんとおかしな方向に進んでいる地方の祭りは数多くある。本来祭りの目的は何だったのだろうか?健康、豊作を願うとかでは?そもそも農業で生計を立てている人ってどれほど居るのか?地域に生きる人々の健康を祈るなら祈りたい人だけで祭りを運営したらいいのでは?
なぜ一部のやりたい人のために嫌々参加を強要させられボランティアで祭りを支える必要があるのか?存続させたいのなら運営の人材に報酬を支払い見合った仕事をしてもらう方がよっぽど健全だ。今や自治会や村の集まりほどブラックな集団はない。
地震や災害などの際に助け合うために自治会に入っているという人もいるだろう。その一面はあり大切であることは事実であるが祭りになると、やれ伝統を盾に何でもまかり通るのがはなはな疑問で納得がいかない。この問題点はそろそろ表面化してもいい頃だと思う。