俺の本音

俺の本音をひたすら書き綴るブログ

Jリーグ開幕でプロ野球崩壊を予想した某局を忘れない

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Jリーグが開幕した1993年。当時プロ野球が大好きだった俺は、サッカーという競技が好きでなかった。そんな中誕生したJリーグ。当時は確か10クラブチームでスタートしたが、国民の期待は高く日本中が盛り上がった事を記憶している。

開幕を前にしてこれからはサッカーの時代だ。野球をする子供たちは減少し、サッカー人口が増え続けている。10年後はサッカー人気が野球人気を上回るといった声も多かった。

特に俺がトラウマになっているのが某局夜10時からのニュース番組での特集だ。10年後はプロ野球は廃れる。「プロ野球、何それ?ダサいね!やっぱJリーグでしょ!」といいたいかのような特集があったのだ。

プロ野球が大好きだった俺は危機感を覚えた。確かにサッカー人口は増え、街中で野球をする子どもが減ったという印象はあったがここまでついに来たか、と。

しかしどうだろうか?サッカー人気は着実に地域に根付き、国際大会では日本国中で応援をするスタイルが確立し、プロ野球パ・リーグは地域へ本拠地を構えるなど工夫を続け切磋琢磨しながら人気を維持している。いや、特にパ・リーグは当時より人気が出ているだろう。

1993年の某局のこの報道偏重に当時は大きな疑問を持たなかったが、その後ネットが広がり報道、マスコミの意見の偏りが有ることを勉強し大きな問題がある報道であったと気づいた。この報道は絶対に忘れない。

いろんな意見があってもいいが、報道は中立な立場で事実を伝えるものでなければならないと考える。そうでないなら紙面や番組名でゴシップ、ワイドショーときっちりと名乗ってもらいたい。

自分たちで根本的な部分がきちんと整理せずして報道の自由と言うものだからたちが悪い。残念だが現在の報道に関してはすべて中立ではないという前提で情報を入手し真意を判断する力が我々に必要であるということを知っておきたい。